「なんで空は青いんだろう?」って思ったことなですか?私たちの身の回りは透明なのに空をも上げると青く見えます。
青だけじゃなく朝や夕方になったらオレンジにもなりますよね。なぜでしょうか。
子どもの頃から不思議に思っていました。そんな空について書いてきます!
なぜ青く見えるのか?
青く見えるのは空気のせいなんです!
空気は光を散らす性質があるんです。青がより散りばりやすいんです。
なので太陽が見えている以外の角度から光を見ると、大体散らされた青い光しか目に届かないんです。
だから空が青いんです。
「じゃあ夕焼けは、なぜ赤いんだ」ってなるんですが、これは青い光が散らされたから赤い光しか目に届かなくなるからです。


もっと詳しく空が青いのは
太陽の光が地球の大気中に差し込んだ時に空気の分子とぶつかり、四方八方に飛び散り青く見える。
そもそも太陽の光は紫、藍、青、緑、黄、橙、赤など光の波長が異なる光が含まれていて、赤が波長が長く、紫は短くなっています。
波長の短い青が赤の16倍も散乱される程度が大きく、私たちの目により飛び込んでくるためだそうです。
これはレイリー散乱と呼ばれる法則で、より波長の短い紫になぜ見えないかというと、人間の目の感度が紫に対しては青の10分の1にしか見えないという事が原因だからです。
高い山や飛行機から見た空は濃い青色に見えます。これは高層になるにつれて大気中の水滴や塵などが少なくなるため、空気分子が太陽光を散乱させる青をより見る事ができるためです。
一方、月や宇宙空間では大気がほぼないため、太陽光は散乱されず、黒く見えます。
もっと詳しく朝・夕方が赤いのは
太陽が地平線に近づく朝・夕方頃は、昼頃に比べ斜めから光が差し込むため、空気層を通過する距離が何十倍も長くなります。
このため、光が空気中のちりやほこりなどの浮遊物質と衝突する機会が多くなり、波長の短い青色の光は途中で散乱して、波長の長い赤色だけが地上に届くため赤く見えます。
まとめ
目に見えない透明な空気ですが、色々あるんです。
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