錆びない鉄柱と言われているデリーの鉄柱をご存知でしょうか?
「デリーの鉄柱」とは、インド・デリー市郊外のクトゥブ・ミナールないにある錆びない鉄柱で「チャンドラヴァルマンの柱」とも呼ばれている。
1993年に「デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群」として世界遺産に登録されました。
この鉄柱は99.72%という高純度な鉄(純鉄)で作られており、表面にはサンスクリット語の碑文が刻まれ頂上には装飾的なチャクラがあしらわれている。
直径は約44センチ、高さは約7メートル、地中埋まっている部分は役2メートル、重さは約10トン。1500年以上もの間、地上部分に限り錆が内部に侵攻していないことで知られている。
1500年ものあいだ雨風に曝されているにも関わらず錆びなかった理由は鉄の純度の高さではなく不純物の存在にあるという仮説が有力である。
「この柱は地中深くに達し地中を支配する蛇の王ヴァースキの首に刺さっている」という伝承がある。かつては観光客たちがその不思議な力にあやかろうと柱を触ったり中には上までよじ登った者もいたそうです。
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