この黒くて美しい生き物はカラスといい、国内では主に「ハシブトカラス」「ハシボソカラス」の2種類を見かけることができます。
カラスはハトにも劣らずやかましい鳴き声が特徴的ですが、知能の高さは学者ですら別格と認めるほど優れており「奇跡のアホ」ダチョウなど足元にも及びません。
この優れた知能の秘密は脳にあり、カラスは体重に対する脳の割合が大きく特に思考や学習、感情を司る大脳が発達しています。
そのためカラスは過去の経験かや周囲の状況から学習し、環境をうまく利用します。
その主な例としてカラスはクルミを道路に置き車に轢かせて殻を割ることや木の枝を加工して道具として使うことが挙げられています。
また、カラスは鳴き声を言語のように扱い身の危険を感じると素早く仲間に知らせます。 一方のダチョウは、危険を感じるととりあえず走り出し周りもつられて走り出します。そしてなぜ走っているのかは、誰も分かっていません。
カラスはこのような能力に加え記憶能力も非常に優れており、印象的な人間の性別や特徴を5年以上も覚えることができます。
それに比べダチョウは記憶力が崩壊していて飼育していても毎日が初めましてなんです。1年どころか数秒前のことすら忘れるため、カラスの記憶力がどれだけ優れているかがわかります。
さらに驚くことにカラスは数を理解し数えたり覚えることができます。家族が突然消えても気が付かないダチョウとは比べ物になりません。
このように圧倒的な知能を誇るカラスですが、頭が良すぎためか、とてつも無く邪悪な悪戯を思いついてしまいます。
それは鹿のフンを鹿の耳に詰め込むことです。
カラスはとても悪戯が好きなため様々な悪戯を考えます。 その結果、鹿のフンを鹿の耳に詰めるという鬼畜な悪戯を思いついてしまいます。
それが、頭が良すぎる生き物カラスです。