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凄まじい流れ星

1833年11月13日の夜、空いっぱいに流れ星が流れる現象が起きました。

その数は1時間に7万2000個を超えるものだったらしい、空にはあらゆる方向に輝く軌跡が交差し大きな火の玉が照らしているようだったと記録があります。

全天が流星で埋め尽くされ「世界が火事だ」と言われるほどでした。

ところがこれは現在いう「しし座流星群」として知られていたものだったそうです。当時はなぜその現象が起こるのか分からなかったため、パニックになったと言われています。

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しし座流星群は、流星群、流星雨と呼ばれることもあり文字どおり雨のように流れ星が見えます。

流星、流れ星は宇宙に漂っている小さな塵が地球にものすごい速度で降り注ぐことで、地球の大気の原子や分子と衝突してプラズマ化して発光するという原理です。

地球には毎日ものすごい数の塵が降ってきていて、年間約4万トンも降り注いでいるそうです。この中で大気中で燃えつきずに地上に落ちると隕石になります。

雨のように流れ星が見えるのはなぜなのかというと彗星に原因があり、ハレー彗星のように尾を持つ彗星です。

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彗星は太陽を地球のように回っていますが、ものすごい変な軌道で周っています。この彗星は氷や塵でできていて、ぼろぼろとその氷の塵を撒き散らしているので彗星の通り道には無数の塵がただよって、その無数の塵が地球落ちてきたときに流星群として無数の流れ星が見えるのです。



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