地球壊滅しかけてた!?
実は何度かギリギリのところで世界が消滅しないで済んだ事件たちがあるんです!
結構ひょんなきっかけで壊滅しかけているんですよ。
では、早速いきましょう!
コロナ質量放射
今猛威を奮っている「コロナウィルス」とは違います。
どんな現象かというと、太陽の表面が突然爆発して巨大なプラズマの塊を放出し爆風が地球に降り注ぐという現象です。
この時の暴風が質量を持っていたらしく、それがだいたい10億トンで秒速が最大3000km。こんなのが地球に当たってたらひとたまりもないですよね!
実はこれが発生して当たりそうになった事があったんですよ。結構ギリギリで…
しかも最近なんです。2012年8月、観測史上最大の爆発が発生して、地球が1週間前に通過した空間を切り裂いて通過していったんです。もしこれが直撃していたら…とんでもない被害が出ていたと考えられます。
実は1859年に、このコロナ質量放射が地球をかすめた事があったんです。その時何が起きたかいうと地球上のあちこちで磁気嵐という現象が起きたんです。
まず電子機器がショートして、電線から火花が散って建物から発火、本来は南極等でしか観測されないオーロラが南米で観測されたり、かすめてだけなのにこれだけの被害ですからね…現代はテクノロジーが当時よりも発展しているので、1859年のようにかすめただけでも凄い危険ですよね。
専門家からのシュミレーターによると、この時仮に地球にぶつかっていたら送電線が溶けて世界中で停電が発生して、通信網が遮断せれインターネットやGPSが制御不能、アメリカの被害額だけでも日本円にして200兆円。
完全な復旧までに最低でも10年以上かかっていたのではないかと言われています。
今のコロナウィルス事情を考えたらパニックどころではないですよね。
アスクレピウス
アスクレピウスというのは小惑星の名前で、1989年に地球に60万kmの距離まで接近して危うく衝突しかけていたんです。
60万kmと聞くとそんなに近くないように感じますが、宇宙空間で考えるとすごく近く地球が6時間で移動する距離が約70万kmと言われています。
地球が6時間前にあった場所を小惑星が通過していったことになります。
もし衝突していたら、その威力は広島原発のおよそ430万発分に相当するそうで、この爆発によるキノコ雲がエベレストの7倍にもなるそうです。
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ボニージャ彗星
1883年8月、メキシコの天文学者のホセ・ボニーシャ氏が2日間で447個の謎の物体が太陽の前を通過していくのを偶然観測。
しかもこの時、観測ちから600kmぐらいしか離れていない地点でもっと多い数の天文学者が夜間も観測していたにも関わらず誰も目撃していないという事態が発生したんです。当時ボニージャ氏の証言が「偶然望遠鏡の前に虫とか鳥が通り過ぎただけ」と言われていてかずけられていたんですが、近年の調査で恐ろしい事がわかったんです。
この時ボニーシャ氏が観測していたのは質量がおよそ10億tの巨大な彗星が粉々になった破片だったのではないかということ。なぜボニーシャ氏には見えて600km離れた場所では観測できなかったのか? それは、この彗星の通過地点が地球に近すぎたんじゃないかと言われています。 その距離がわずか500km程度…
しかもその威力が1908年にロシアのシベリア上空で隕石が爆発して地表に大きな穴が空いた通称:ツングースカ大爆発が起きたんですが、これはたった1発。
ボニーシャ彗星のかけら1つ1つが、ツングースカ大爆発の威力を上回っていたと言われています。 しかも地球スレスレを2日間で3000個ぐらい通過していたらしく逆に当たらなこったのが不思議なぐらいですよね。