最近、宇宙技術が発達して、宇宙だけでなく身近なものにも影響を与えていることが多くなってきました。
そんな宇宙技術、実は私たちの生活の中にも存在しているんです。
その中のいくつかを紹介していきます。
カップ麺などに入っている乾燥即席麺
誰もが一度は食べたことがある即席麺です。
こちらは、宇宙の乾燥技術や冷凍技術によって開発されました。
食物の水分をすべて除去をすると、微生物が繁殖するリスクが抑えられることが特徴で、保存期間も伸ばせるので、保存食にはうってつけなんです。
無重力状態で食べる必要があるので、宇宙食も乾燥しているものが多いです。
カップ麺だけでなく、赤ん坊が飲む粉ミルクの栄養添加技術も、宇宙食からヒントを得て作ったそうです。
宇宙食がなかったら、世の中の大半の保存食はなかったかもしれませんね。
監視カメラ
街に広がる監視カメラも、実は宇宙技術のひとつなんです。
人工衛星を打ち上げた後に、太陽電池パネルが展開していく過程をモニターする必要があり、そのために開発された全方位撮影可能な小型カメラ技術を、一般の監視カメラにも応用し、隅々まで撮影できるカメラを開発出来ました。
その結果、事件や盗難などの犯罪防止に繋がっています。
燃料電池車
代表的な例で言えば、最近自動車にも使われていますよね。
1839年に発明され実用化は宇宙分野が最初だったんです。燃料電池は発電するときに水しか出さないからクリーンエネルギーとしても注目もされているんです。
しかも、そこで出来た水も貴重な飲み水として利用できるから宇宙との相性も抜群に良いのです。
1965年に打ち上げされてジェミニ3号から積み込まれるようになったんです。
低反発素材
枕やベットに使われている低反発素材も宇宙分野のために開発されたものなんです。
ロケット打ち上げの衝撃吸収のためにNASAが開発したんです。
この研究をテンピュールが引き継ぎ、あのふかふかな枕やマットレスができたんです
まとめ
今回は、身近にある意外な宇宙技術を簡単に紹介しました。
もちろん、紹介した商品やサービスのすべてに宇宙技術が関わっているわけでなありませんが、わたしたちの日常にここまで関連していることは、調べて初めて知りました。
ぜひみなさんも気になったら、日常と宇宙との繋がりを発見してみてください。
宇宙技術がなかったら、安心安全な世の中はないかもしれませんね。
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