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アメリカでは世界三大珍味が・・・

世界三大珍味は、フォアグラ・キャビア・トリュフです。よくご存じですよね? 珍味ですからメインになるものではないですが、レストランのコースメニューに少し入っているだけで、テンションが上がっちゃいますよね。

ただアメリカでは、この世界三大珍味が「動物虐待」と言う理由から提供が禁止せれる条例があります。

フカヒレ(サメのひれ)

フカヒレは、中華料理で有名なスープに使われています。ニューヨークはチャイナタウンの本拠地で、アメリカ最大のチャイナタウンの1つですが、推定で7,300匹のサメが世界中で殺されれています。

食べること自体は禁止されていませんが、法律で販売などが禁止されている食材の1つです。フカヒレは近年、サメからヒレだけを切り落とし海に戻すという漁法が横行いとり、海に戻されたサメは泳げずに死を迎えてしまうため「その過程は残酷なだけでなく、海洋の生態系の自然のバランスにも影響を与えている。」という動物愛護から広く問題視されています。2000年以降、米国海域ではフカヒレ漁は禁止され現在、フカヒレの販売は12州で公式に禁止となりました。

        

フォアグラ

世界三大珍味として知られるフランス料理のフォアグラも、アメリカでは「食のタブー」とされています。

その理由として生産過程が残忍というのがあります。

フォアグラは、アヒルやガチョウに餌を通常より多く与えることにより、肝臓を肥大させ、半ば強制的に餌を多く与えているとして、倫理的に問題視されている。

細かく書くと、喉にチューブを入れて餌を流し込む 「強制給餌」 で無理やり太らせる生産をしており、 過程が残忍だとして、批判の的となっています。

フカヒレと同じく、動物虐待として物議を醸しているため、将来的にアメリカ全土で禁止令が出る可能性があります。

 

      

オオチョウザメキャビア

キャビアチョウザメの卵巣をほぐして塩漬けにした高級食材で、世界三大珍味の1つ。なかでも、卵の粒が大ききなオオチョウザメキャビアアメリカではベルーガキャビアと呼ばれ珍重されています。

そのためオオチョウザメが乱獲され、それによりオオチョウザメは絶滅の危機に瀕している、その他にも、世界に生息する26種のチョウザメのうち15種が同様に絶滅が危惧されている。北米には9種が生息しています。

絶滅危惧という事態を重く見た米国魚類野生生物局によってベルーガキャビアとオオチョウザメ製品全般の輸入が禁止されました。チョウザメ目の種はすべてがワシントン条約の規制対象となっている。

 

       

まとめ

フカヒレ、フォアグラ、キャビアどれをとっても「動物保護」「動物虐待」の観点から禁止されています。確かに無理やり餌を与えて太らせてり、体の一部を切り取りそのまま海に戻されたりと聞くとっ残忍ですよね。それによって絶滅危惧までされてしまう動物がいるのが悲しいです。

世界三大珍味…食べようと思ってもなかなか手が出ないですよねw