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日々思うこと、調べたことをまとめていきます。

アメリカで禁止されている食材 第二弾

前の記事では5つ紹介したんですが、調べたらまだまだあったので紹介していきたいと思います!

前回の記事はしたのです。

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早速いきましょう!

 

コンク貝

コンク貝はバハマ名物です。バハマでは主要な食材の一つですが、乱獲によって絶滅の危機にあり、学術誌Reviews in Fisheries Science & Aquacultureに発表された論文によると、「バハマのコンク貝はあと10年程度で消えてしまう可能性があるという。」

アメリカ水域では商業的および娯楽的な捕獲は一般に禁止されているが、絶滅危惧種であるにもかかわらず、タークス・カイコス諸島ではいまだによく食べられているそうです。

       

 カース・マルツゥ

イタリアのサルデーニャ島で作られる伝統的なチーズです。

このチーズには生きたウジ虫が入っていて、チーズバエという人の食料にたかるハエを使ってチーズの中に卵を産ませ、ふ化した幼虫がチーズを食べることで発酵が進み、柔らかくなるという仕組みです! チーズはウジ虫がついたまま提供されるが、舌に載せただけでとろける柔らかさだという。欧州連合EU)やアメリカでは健康上の理由から、このチーズは禁止されています。

      



 ハギス

ハギスは茹でた羊の内臓のミンチにオート麦、たまねぎなどを混ぜ合わせ、牛脂と一緒に羊の胃袋に詰めて茹る、または蒸した詰め物料理です。

アメリカ農務省により羊の肺の販売が禁止され、アメリカでは味わえない料理となりました。スクレイピーと呼ばれる、羊の狂犬病のような変性疾患を患った羊が使われる恐れを排除するためだそうです。スコットランドの伝統料理なので、スコットランドアメリカ人はさぞかし残念がっているでしょう。

       

 

ズアオホオジロ

ホオジロ科の小さな鳥です。

大きさは親指ほどで、ブランデー漬けにして丸焼きすればくちばしまで食べられるといいます。フランスでは、王族や裕福な美食家だけが口にすることができた珍味だったそうです。しかし、ズアオホオジロは絶滅の危機に瀕しており、EUでは保護種に指定されて販売が違法となり、それを受けてアメリカでもズアオホオジロの販売と輸入が禁止された。それでも乱獲が減らず、闇市場では売られていると言います。

       


アキーの実

アキーは、ジャマイカでよく食されている南アフリカ原産のフルーツです。

熟していない果実にはヒポグリシンAという毒素が多く含まれており、アメリカでは生の果実の輸入は禁止されています。

ヒポグリシンAはライチにも含まれる毒素で、未熟なアキーの実を食べると、ライチ病のような低血糖症状が起こります。しかし、安全が確認された缶詰や冷凍のアキーは輸入が許されている。日本でも缶詰なら手にすることができる食材です。

       


 西洋スモモ

日本名を西洋スモモというミラベルプラムは、サクランボより少し大きいフルーツ。

現在は主にフランスのロレイン地方で生産されており、そこで育った西洋スモモが本来のミラベルプラムです。そのまま食べたり、ジャムにされることが多く、抗酸化物質が豊富に含まれているので摂取することでの健康上の利点も大きい。

ところが、ロレイン産のミラベルプラムは「原産地保護」食品と見なされており、フランスからアメリカへの輸入が規制されています。そのため、アメリカで「本物」のミラベルプラムを手に入れることは困難なんです。